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お茶の風味を長く楽しもう!適切な保存方法や古くなった茶葉の活用方法を紹介

お茶の風味を長く楽しもう!適切な保存方法や古くなった茶葉の活用方法を紹介

購入してすぐ飲んだお茶は美味しかったのに、1週間後に淹れてみたら「・・・あれ?なんだか味がちがう?」ということを経験したことがある人も多いかもしれません。
高品質で美味しい茶葉でも、開封してしまうと酸素に触れたり光に触れて一気に劣化が始まります。せっかくの美味しいお茶も、あっという間に本来の美味しさを失ってしまう恐れがあるのです。開封したあとは、正しく管理して長く美味しいお茶を楽しみましょう。

お茶は開封したら保存しよう

お茶はとてもデリケートな食材です。痛んでも生鮮食品のように見た目が著しく変わるわけではないので油断しがちですが、香りや味は劣化してしまいます。今回はご家庭でも茶葉を保管するポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
上手に保存することで劣化を最小限に抑え、最後まで美味しく飲み切ることができますよ。

ちなみに、常に新鮮なお茶を楽しむためには、1週間から10日程度で飲み切るのが理想です。賞味期限にかかわらず、開封後、夏季は半月以内、冬季は1ヶ月くらいを目安に飲み切るようにしましょう。心配な方は、まずは少量ずつ購入してみてくださいね。

お茶の保存方法

茶葉は湿気や光が苦手とされています。酸素や温度といった、変質要因と、他のものの匂いが移りやすい状況は避けるようにしましょう。
機密性が高く遮光性がある容器に入れ、冷暗所で保管してください。煎茶、玉露、ほうじ茶など種類はさまざまですが、どのお茶も同じ保存方法で問題ありません。

茶筒

茶葉を保管するなら、茶筒がおすすめです。茶葉を保管するために作られた容器なので、機密性や遮光性も抜群です。
最近ではおしゃれな雑貨店や100円ショップでも販売されており、手頃な価格でいろいろなデザインのものを手に入れることができます。もちろん伝統的かつ高級なものもたくさんあるので、長く使えるお気に入りの1本を探してみるのも素敵ですね。

ちなみに保管の際は、お菓子や海苔などに入っているような乾燥剤を茶葉と一緒に入れておくとさらに鮮度が保たれます。

ガラス瓶

茶筒が手元にない場合は、ガラス瓶でも茶葉の保存が可能です。ただし光が当たらない様に遮光性の袋に入れてから瓶の中に入れる様にしてください。
ちなみに同じ透明の容器でもプラスチック素材のものは匂いが移ってしまうので、おすすめしません。

アルミ袋

内側が銀色のアルミ袋で販売されていた茶葉であれば、その袋をそのまま保管に利用することも可能です。その際は茶葉が空気に触れないようにできるだけ中を真空状態にして、しっかりと封をします。
さらにその袋ごと茶筒に入れたりジップロックに入れておけば、より鮮度を保ちやすくなります。

保存時に気をつけること

お茶が劣化していく大きな原因は、湿気・酸素・光・高温・移り香の5つとされます。つまり、これらの原因を避ける保存方法を取れば、美味しいお茶を長く楽しめるということになります。この5つが茶葉にどういう影響を与えてしまうのかを簡単に解説します。

湿度を下げる

茶葉は生成の際に、蒸して揉みながら乾燥させるのが一般的です。販売時は含水率が約5%ほどと非常に低いので、開封した途端に乾燥したスポンジのように空気中の湿気をどんどん吸収してしまいます。
茶葉の含水率が上がると酸化が進んでしまい、味や香りだけでなく見た目にも大きな影響を与えてしまいます。水分を吸いすぎるとカビなどの原因になることも考えられるので、乾燥剤を入れるなどできるだけ湿度の低い状態を保つようにしましょう。

空気に触れない

含水率と同様に、空気に触れることでも茶葉は酸化していきます。酸化すると茶葉のなかに含まれるカテキンやビタミンCなどの栄養素が破壊されるといわれています。
カテキンは茶葉の中でも旨味要素の元となる成分なので、これが破壊されることで味の変化が発生する可能性が高まってしまうのです。

光を避ける

直射日光や蛍光灯が当たる場所で保管すると、クロロフィルという成分の分解が促進されてしまいます。これにより青々とした茶葉が褐色に変化し、見た目が著しく劣化します。密閉だけでなく遮光も重要なポイントですね。

高温を避ける

光と同様、高温も茶葉のクロロフィルを酸化させる性質があります。茶葉だけでなく水色も変化させてしまうことがあるので、特に冬場は暖房器具から遠ざけ涼しい場所で保管しましょう。

香りを避ける

お茶には消臭剤として利用されるほどの吸着性があり、他の食材と一緒に保管すると匂いが移ってしまいます。密閉できる容器で保存し、他の香りの強いものがないところで保管しましょう。

冷蔵保存・冷凍保存は大丈夫?

一度開封したお茶を、冷蔵庫や冷凍庫で保管するのはあまりおすすめしません。冷蔵庫の中の他で食材と一緒に保管してしまうと周りの匂いを吸収してしまい、お茶本来の香りや味が損なわれてしまう可能性があります。
また冷蔵庫から出し入れを繰り返すことで、容器の内側に結露がつきやすくなり、味の劣化に繋がります。

ただし未開封で密閉されている茶葉に関しては、冷蔵庫や冷凍庫で保存することも可能です。
冷蔵庫で長期間保存する場合は、他の食品の匂いが映らないように、茶缶に入れてテープで密封した後、さらにビニールに入れて密封すると良い状態を保ちやすいです。10日分くらいに小分けすると使いやすいですよ。

冷凍庫で保存する場合、開封する際に結露がついてしまうので気をつけましょう。
冷凍庫から出して半日から約1日常温で置いておき、結露がなくなったのを確認してから開封してください。未開封なら冷蔵庫、開封したら冷暗所と覚えておきましょう。

賞味期限が切れてしまったら

賞味期限は「おいしさなどの品質が保たれる期限」を指すため、期限が切れてしまったからといってすぐに飲めなくなるわけではありません。ただし、基本的には賞味期限までに使い切るようにしましょう。
もし保管している茶葉の賞味期限が切れてしまった場合は、なるべく早く消費しましょう。
念のため、カビが生えていないか、変色していないかなど、茶葉の状態を確認してから飲むことをおすすめします。

もし大量に賞味期限切れの茶葉が余ってしまった場合、有効に活用する方法がいくつかありますので、ご紹介します。

フライパンで炒ってほうじ茶に

カビもなく痛みもない茶葉であれば、ご家庭のフライパンで炒ることで自家製ほうじ茶を作ることができます。賞味期限をすぎると煎茶としての香りは弱くなってしまいますが、ほうじ茶にすればまた美味しく飲むことができます。また煎茶よりもカフェインの含有量が少なくなるとされており、夜にお茶を飲みたい方やお子様にもおすすめです。

消臭剤・除湿剤として使う

保存方法でもご紹介したとおり、茶葉には周りの匂いと湿気を吸収する性質があるとされています。これを利用して、飲めなくなった茶葉は消臭剤・除湿剤として利用しましょう。
不織布のお茶パックに詰めて、たんす、クローゼット、靴箱などに入れると消臭剤、除湿剤としての効果を実感できるはずです。

掃除に使う

不織布のお茶パックに茶葉を入れ、軽く濡らしてくるくると擦るだけで、シンクやコンロ、蛇口などがキレイになります。食器洗いでは、洗剤を使わなくても軽い油汚れなら落とすことができます。

ちなみにこれは賞味期限が切れた茶葉ではなく、普通にお茶を入れた後の出がらしでも利用可能です。お茶をいただいたあとの出がらしを、最後まで無駄なく使い切ることができるのはありがたいですね。ぜひ一度試してみてください。

まとめ

いかがでしたか?今回はお茶の保存方法についてご紹介しました。茶葉が劣化する原因がわかると、対策の方法も自然と思いつくようになると思います。
また賞味期限が切れてしまった茶葉についてもさまざまな利用方法がありました。小さな行動ではありますが、茶葉を通してフードロスと向き合ういい取り組みができそうですね。

きちんと管理された茶葉は、時間がたってから淹れても味が保たれていることにびっくりするはずです。農家さんが思いを込めて作った美味しい茶葉を、届いたクオリティのままご自宅で長く楽しんでくださいね。

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