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京はやしやの歴史

HISTORY

創業260余年、歴史と伝統を踏まえ、
新しい時代に新しい茶文化を提案し続ける。

1753年に創業し、以来260余年の歴史を持つ京はやしや。
創業者の初代・林屋 新兵衛の想いとともに発展・成長してきた、京はやしやの歴史を紐解きます。

一七五三年

茶店を創業

茶店を創業

金沢市安江町極楽橋に茶店を創業。
越中福岡在から移住した初代新兵衛が、12年間の見習い修行を経て越中屋なる店を引継ぎ「越中屋新兵衛」と名乗って、金沢市安江町極楽橋で商いを始めたのがきっかけです。

商売をしている内に、初代林屋新兵衛は「茶は主食でこそなけれ、知らぬ間に人の身体を保つのに役立つ薬のようなものだ。

しかも香りが大切で、金沢のようなところではすぐに湿ってしまうから、1年間保存するのには大変な心遣いがいる。それだけにやりがいもあり、品質で人に信用される商売だ。この仕事こそ子孫に継がせよう」と考えたそう。

こうして、1805年、名を林屋に改め、茶を専業としたのです。新兵衛の想いは、今もなお受け継がれています。

一八七八年

宇治に茶園を開拓

宇治に茶園を開拓

金沢の地は、気候上、茶の栽培にはあまり適していませんでした。
そのため、茶の栽培に適した京都宇治に茶園を開拓。
茶の栽培、製造だけでなく、流通も含んだ一貫生産を目指し、宇治〜金沢間のティーロードを確立しました。

その後、明治年間には、富山、高岡、七尾西店を開設するなど、茶の流通に大きく貢献しました。

一九〇二年

三代目 林屋新兵衛

焙じ茎茶「棒茶」を発明

当時、煎茶の茎は荒茶精撰の際に捨てられていました。三代目林屋新兵衛は、捨てるのではなく別の形で利用できないかと考え、そのまま煎じると味が濃く色も出ないので、焙じて売り出すことを思いつきました。
こうして、茎ほうじ茶が誕生したのです。当時はその形状から「棒茶」と呼ばれていました。

現在広く飲まれるようになったほうじ茎茶は、京はやしやが元祖と言われています。

棒茶を金沢市内で販売したところ、良い味と廉価から、市民に大変喜ばれました。
その後、金沢市茶業組合に製法を教えることにより、金沢市及び周辺に広まり、北陸地方で市民に一番愛されるお茶に育っていきました。

一九二〇年

科学研究所を設立

科学研究所を設立

1920年、四代目林屋新兵衛は科学研究所を設立しました。(関東大震災の影響により閉所。現存する建物はありません。)

2年後、茶の生葉を物理化学的に処理することによって、煎茶、紅茶、番茶など、各種の茶の原料を抽出し、それを乾燥して「茶エキス(茶精)」粉末にするという画期的な商品を開発。
従来の茶業界には見られなかった、缶詰の粉末茶が誕生しました。

日本茶精株式会社を設立

日本茶精株式会社を設立

茶エキスの発明後、松方正義元首相の後援を受けて日本茶精株式会社を設立。
世界初のインスタントティーとして、イギリス、ドイツ、フランス、オランダなど6カ国の特許を取り販売していました。

日本茶精株式会社から発売された「新緑茶」は、低価格で水分がないので持ち運びも便利なだけでなく、茶特有の香気を失わなずに、ビタミンを多量に含んでいました。
飲み物として、また栄養補助食品として、当時の陸海軍にも納めていたという記録があります。

これまでのお茶の歴史に科学技術を新たに取り入れたことで、この時代、京はやしやは茶業界に一大変革を起こしたのです。

一九六三年

金沢で日本喫茶「緑」を経営

金沢で日本喫茶「緑」を経営

喫茶店というと、コーヒーやコーラといったハイカラな飲み物が飲める場所とされていましたが、茶文化を守りたいという想いから、読んで字の如く「茶を喫する」場として営まれていました。

当時、抹茶というと堅苦しいイメージが強かったことから、喫茶の名前や商品名には「緑」という言葉を用いています。

一九六七年

株式会社京はやしや設立

株式会社京はやしや設立

京都市中京区三条に、日本初の茶カフェ「喫茶京はやしや」をオープン。

文化や生活が急速に変化する中、五代目林屋新一郎は、「茶の消費動向をみるに、このままでは茶業は衰退する。特に、抹茶は茶葉すべてを体内に取り入れることができる優れた食品なのに、茶道だけで使っていては、若い人々に堅苦しい苦い飲み物という印象しか与えない。もっと抹茶を楽しく味わえるようにし、日本の茶業振興の方向へ向かわねばならん」と考えました。

コーヒーもコーラもない本来の喫茶店、「茶を喫する店」を作り、現在の京はやしやの礎となる抹茶スイーツを提供。
日本における抹茶スイーツの先駆けとなりました。

二〇〇四年

東京に進出

東京に進出

2010年に首都圏へ本格的に進出し、「和カフェ」ブームの火付け役となりました。

京はやしやは、先代が刻んできた歴史を踏まえつつ、今の時代のお客さまに喜んでいただける商品を提供すべく歩んできました。

初代林屋新兵衛の志を受け継ぎながらも、常に新しい発想を心がけ、みなさんにお茶を楽しんでいただけるひとときを提供し続けます。