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暑い夏は、お茶屋の冷たいスイーツで涼みませんか?「餅とアイス」開発秘話インタビュー

暑い夏は、お茶屋の冷たいスイーツで涼みませんか?「餅とアイス」開発秘話インタビュー

餅とアイス

暑い夏に、ご自宅でも本格的なお茶屋の冷たいスイーツを味わっていただきたいという思いから、涼アイス「餅とアイス」が誕生しました。
「とろーりもち」、ひんやりミルクアイス、ザクザククッキーが層となり、スプーンを入れてすくえば、それぞれが絡み合い、もっちりとした食感と、濃厚なミルクアイスの味わいが楽しめます。

新商品の販売にあたり、「餅とアイス」の製作担当者に、開発秘話や、商品へのこだわり、美味しい食べ方などをインタビューしました!

餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

清涼感のある抹茶の緑が目にも鮮やかな、「餅とアイス 抹茶」。宇治抹茶を混ぜ込んだ、「とろーりもち」、きな粉クランブル、抹茶ミルクアイス、マカダミアナッツが層になっています。

クランブルやマカダミアナッツの食感と香ばしさ、甘さの中に光る塩気のアクセント。抹茶本来の旨みや、ほろ苦さを存分に楽しんでいただける「餅とアイス 抹茶」は、最後まで美味しく召し上がっていただけるよう、素材の組み合わせ、分量、層の順番にもこだわりが詰まっています。

餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

当店オリジナルブレンドの抹茶を混ぜ込んだ「とろーりもち」は、もちの甘さと石臼挽き抹茶の苦みがバランスよく混ざり合っています。

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餅とアイス ほうじ茶

「餅とアイス ほうじ茶」のほうじ茶ミルクアイスには、二度焙煎し、より芳しさを引き出した、京はやしやオリジナルのほうじ茶パウダーを混ぜ込んでいます。
ほうじ茶ミルクアイスの、さっぱりとした後味を引き立てる組み合わせの素材として選ばれたのは、カシス。

「とろーりもち」には、カシスピューレを混ぜ込んだ、「とろーりもち」を使用しました。ほうじ茶の香ばしさとカシスの酸味、果たしてお味は・・・?
当店だからこそ生まれた化学反応が、良い意味で期待を裏切ってくれるはず。

餅とアイス ほうじ茶

餅とアイス ほうじ茶

餅とアイス ほうじ茶

餅とアイス ほうじ茶

ほうじ茶ミルクアイスには、カシスピューレの「とろーりもち」をプラス。カシスの酸味とほうじ茶の香ばしさをぜひお試しください。

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餅とアイス みたらしミルク

餅とアイス みたらしミルク

「餅とアイス みたらしミルク」は、「とろーりもち」の良さを引き出す、誰もが美味しいと思っていただけるアイスを目指しました。

「とろーりもち」には独自で開発したみたらしソースを混ぜ込み、程よい甘辛さに仕上げました。濃厚でコクのあるミルクアイスと、みたらしの「とろーりもち」を共にスプーンですくい頬張ると、どこか昔懐かしい、ほっとする優しい甘さに癒されます。
カップの底にはくるみを加え、しっかりとした食感のアクセントに。

餅とアイス みたらしミルク

餅とアイス みたらしミルク

餅とアイス みたらしミルク

ミルクアイスにぴったりの、当店オリジナルみたらしソースを組み合わせました。くるみのざっくりした食感もアクセントになっています。

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ギフトにおすすめの3種セットもご用意。

餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

餅とアイス3種 3個入

当店オリジナルブレンドの抹茶を混ぜ込んだ「とろーりもち」は、もちの甘さと石臼挽き抹茶の苦みがバランスよく混ざり合っています。

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餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

餅とアイス3種 6個入

当店オリジナルブレンドの抹茶を混ぜ込んだ「とろーりもち」は、もちの甘さと石臼挽き抹茶の苦みがバランスよく混ざり合っています。

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「餅とアイス」のコンセプトについて教えてください。

「餅とアイス」のコンセプトについて教えてください。

「餅とアイス」は、昨年「林屋クリームもっち」を販売している時に生まれたアイデアでした。

林屋クリームもっちは、当店のわらび餅を気軽に楽しんでいただくために生まれた夏のスイーツで、お店にお越しいただくことが難しい人も楽しめるよう、冷凍での販売を行なっていました。

当初目指していた、多くのお客さまに当店のわらび餅を楽しんでいただくという目標は達成したものの、一方でとある課題が生まれました。

それは、解凍の難しさです。わらび餅は非常に繊細な素材のため、解凍する時間帯が少しでもズレてしまうと、食感や風味が変わってしまうのです。
解凍がうまくできたお客さまと、そうでなかったお客さまで、召し上がっていただいた反応に大きな差がありました。

素材にこだわり、自信を持って美味しいと思えるスイーツを作ったけれど、これではご購入いただいたすべてのお客さまに美味しい、と感じていただけない。
そこで、お客さまが一手間加えなくても美味しく召し上がっていただけるものを作ろう、ということで「餅とアイス」の開発がスタートしました。

ポイントは、お客さまに簡単に召し上がっていただけるものであること。そして、冷たいままでも餅の食感や風味を楽しんでいただけるものであること。これらは最初の開発時に特に重視していました。

また、当店は茶舗としてお茶を扱ってきた経験から、抹茶、ほうじ茶と ”餅” との相性の良さを知っています。今回も、この餅とアイスのために、最適な石臼引き抹茶を選定し、特別なレシピでオリジナルの抹茶ミルクアイスを作成しました。

試行錯誤を重ねた結果、夏の暑い時期に、手軽に美味しく食べられるような「餅とアイス」が誕生。昨年の「林屋クリームもっち」とは全く違ったスイーツに仕上がっていると思います。

開発中のエピソードを教えてください。

まず、餅をどう生かすかということに苦戦しました。誰でも冷凍の状態から美味しく召し上がっていただくということを優先し、今回は、オリジナルの「とろーりもち」を開発。おもちなのに冷凍庫から出すと、とろけてびよーんと伸びるんです。

最初はシンプルにカップの一番下に「とろーりもち」を入れて、その上に冷やした抹茶ミルクアイスを重ねてみましたが、抹茶ミルクアイスがメインになってしまい、せっかくの「とろーりもち」の良さが生かされていないという意見が出たのです。

開発中のエピソードを教えてください。

それならと、餅ソースを真ん中にも入れてみたのですが、今度は作るのに時間がかかりすぎて途中で溶けてしまう。繊細な温度管理の中では、「とろーりもち」とミルクアイスを交互に入れるという作業は非常に難しかったですね。

また、見た目にもこだわりました。夏らしさを感じられるよう、透明のカップを使っているため、どういった配分にしたら綺麗な層になるかというのはいろいろと試しましたね。
例えば、「とろーりもち」の分量を変えてみたり、間にナッツなどの食材を入れてみたりしたのですが、綺麗な層にならず・・・

「とろーりもち」の食感や風味を感じられることと、見た目の美しさを追求した結果、一番上に「とろーりもち」をのせることで解決しました。

表面の「とろーりもち」は甘くなりすぎず固くなりすぎず、しっかりと冷凍しても程よい甘みと柔らかさが持続するよう、絶妙なバランスで仕上げることに苦戦しました。もち自体の完成度や魅力が高まると、他の素材ともしっくりと調和し、全体的なまとまりが出てきました。

「餅とアイス」のこだわりポイントは?

「餅とアイス」のこだわりポイントは?

それぞれの商品ごとにお話ししますね。
抹茶味は、上から順に、抹茶の「とろーりもち」、きな粉のクランブル、冷やした抹茶ミルクアイス、マカダミアナッツと層になっています。

最後まで美味しく召し上がっていただけるベストな順番で、層を作っています。甘さを調整するために塩気を足しているのですが、どの層に入れたらいいのかというのも何パターンも試して追求しました。

ほうじ茶味も、すべての層にこだわりました。「とろーりもち」は、ほうじ茶ミルクアイスと相性の良い味の組み合わせをいろいろと探しました。最初はチョコ系の味がいいかなと思い試したのですが、結構甘くなってしまったんです。そこで、じゃあ酸味はどうだろうと思い、みかんやオレンジなどの柑橘系を試していく中で、最終的にフランボワーズやカシスなどのベリー系を試し、カシスに決まりました。
意外に思うかもしれませんが、ほうじ茶の香ばしさがカシスの酸味に負けず、お互いの魅力を引き立てあう理想の組み合わせだったんです。

オリジナル焙煎のほうじ茶パウダーを混ぜ込んだ滑らかなほうじ茶ミルクアイス。口に広がるふくよかな香ばしさを、ぜひ甘酸っぱいカシスの「とろーりもち」とともに味わってくださいね。

みたらしミルク味は、「とろーりもち」に入れ込んでいるみたらしソースをまずは味わっていただきたいです。
当初、市販のものを使用する予定だったのですが、甘すぎてしまったため、独自で開発したオリジナルのソースを使用しています。濃口、薄口、甘口、何種類もの醤油で試して、みたらしミルク味にぴったりのみたらしソースができました。
一番下の層には、くるみを入れています。しっかりとした食感もアクセントになっています。

どの味も、「とろーりもち」の風味や食感を楽しんでいただきたいので、たっぷりと「とろーりもち」を使用しています。スプーンですくった時の、もっちり、とろーり、の感覚も楽しんでいただきたいですね。

「餅とアイス」のおすすめポイントや、楽しみ方を教えてください。

「とろーりもち」を最大限楽しんでいただくために、すべての層を一緒に食べると美味しくなるよう調整しています。

上の「とろーりもち」の部分だけ、真ん中のミルクアイスの部分だけ召し上がっていただいても、もちろん美味しいですが、一緒に食べてこそ完成するスイーツだと思っていますので、ぜひ一番下の層までスプーンですくってお召し上がりください。

「餅とアイス」のおすすめポイントや、楽しみ方を教えてください。

冷凍から出してすぐは、「とろーりもち」が凍っている状態なので、15〜20分くらいおいてから召し上がってくださいね。上の「とろーりもち」に透明感が出てくると食べごろです。時間経過によってとろけ具合が変わりますので、その変化も楽しんでみてください。

味はどれもそれぞれの良さがあるので、好みが別れるのではないでしょうか。
抹茶味は「とろーりもち」の甘さと抹茶の苦味が丁度よく、抹茶が苦手な人でも美味しいと感じていただけると思います。
個人的には、ほうじ茶とカシスの酸味が相性が良いということに驚きましたね。

最後に、お客さまへメッセージをお願いします!

最後に、お客さまへメッセージをお願いします!

一番楽しんでいただきたいポイントは、とろっとした「とろーりもち」と、冷たいミルクアイスの組み合わせです。

「とろーりもち」とミルクアイスの相性がとてもよく、個人的にも食べた時に一番美味しいと感じましたので、ぜひお試しください。

また、コンセプトの部分でもお話ししましたが、召し上がりいただく前の見た目にもこだわっています。横から見た時の鮮やかで涼しげな色合いや、コントラストなども楽しんでいただけると思います。

せっかくなので、当店のお茶と一緒に召し上がっていただけたら嬉しいです。煎茶などのスッキリ系のお茶がおすすめですね。
夏なので、煎茶の水出しなどはいかがでしょうか。

「餅とアイス」の美味しいお召し上がり方

01. 冷凍庫から出してすぐは、まだ表面の「とろーりもち」が凍っています。

02. 7分後。カップの縁の方から、少しずつ溶けて透明感が出てきます。

03. 12分後。透明感が出てきました。待てない方は、とろーり溶けたカップの縁の方からお召し上がりください。

04. 15分後。室温など環境次第で前後しますが、表面の「とろーりもち」に透明感が出たら、食べごろの合図です。下層のミルクアイスが溶けきる前に、ひんやりとろーり、おいしくお召し上がりください。

商品情報

餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

当店オリジナルブレンドの抹茶を混ぜ込んだ「とろーりもち」は、もちの甘さと石臼挽き抹茶の苦みがバランスよく混ざり合っています。

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餅とアイス ほうじ茶

餅とアイス ほうじ茶

餅とアイス ほうじ茶

ほうじ茶ミルクアイスには、カシスピューレの「とろーりもち」をプラス。カシスの酸味とほうじ茶の香ばしさをぜひお試しください。

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餅とアイス みたらしミルク

餅とアイス みたらしミルク

餅とアイス みたらしミルク

ミルクアイスにぴったりの、当店オリジナルみたらしソースを組み合わせました。くるみのざっくりした食感もアクセントになっています。

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餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

餅とアイス3種 3個入

当店オリジナルブレンドの抹茶を混ぜ込んだ「とろーりもち」は、もちの甘さと石臼挽き抹茶の苦みがバランスよく混ざり合っています。

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餅とアイス 抹茶

餅とアイス 抹茶

餅とアイス3種 6個入

当店オリジナルブレンドの抹茶を混ぜ込んだ「とろーりもち」は、もちの甘さと石臼挽き抹茶の苦みがバランスよく混ざり合っています。

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