TEA
お茶を日常的に飲む人が減っている中、どうしたらお茶を日常の中に取り入れることができるのか。私たちの暮らしに自然に寄り添うようなお茶づくりを目指して誕生したのが、爽奏緑茶でした。
苦味や渋みが弱く、すっきりとした味わいは、良い意味でお茶らしくない。
だからこそ、食事やティータイムなど、あらゆるシーンでお楽しみいただけます。
製法にもとことんこだわりました。
一般的な煎茶では滅多に行われていない、「揉捻無」を採用。2煎目、3煎目も飽きることなく、茶葉本来の味わいを堪能できます。
今までの煎茶の在り方を覆す「爽奏緑茶」。
このお茶づくりには、現在、8名の茶園農家さんにご賛同いただき、最高の爽奏緑茶誕生のために茶葉の生育からご協力いただいています。
それぞれの農家さんが自分の茶園の特徴を活かして、新たな技法で荒茶加工する、まさに職人技ともいえるお茶(シングルオリジン)なのです。
京はやしやのお茶を飲んでみたいなと思ったら、まずは爽奏緑茶からお試しください。
爽奏緑茶の製法の特徴は、「揉捻・精揉無」。
一般的な茶葉の製造工程の中に、揉捻機・精揉機という機械を使用してお茶を揉む工程があります。
爽奏緑茶では、その工程をあえて、揉捻無・精揉のおもり無しという製造方法を選びました。
かつて、お茶は手もみで作られていました。
しかし海外輸出が増加する過程で、軽くて運びやすく大量生産が可能になる、機械主流の製法へと変化していったのです。
爽奏緑茶は、煎茶本来の作り方に原点回帰し、味と香りをとことん追究。宇治のお茶の味や香りを引き立たせる、最適な製法を使用しました。
金色透明は茶葉を想い、手間暇かけて丁寧に作られた証。
煎を重ねるごとに、異なる味が楽しめます。
使用する茶葉は、毎年、茶師が厳選した最高の茶葉を使用。微かに味の違いがあります。
その違いもぜひお楽しみください。
宇治のお茶の良さを最大限に引き出しました。
すっきりとした味わいで、苦味や渋みよりも旨味をしっかりと感じられます。
組織が壊れていないため、緑色は出にくいが、煎を重ねても香り、味が弱まることなく楽しめます。
5煎を目安にお召し上がりいただけます。
お茶の飲み方に決まりはありません。ご自身のお好みで飲んでいただくのが一番です。
もし迷ったら、京はやしやがおすすめする爽奏緑茶の飲み方をぜひお試しください。
お湯を沸かしたら、湯呑みにお湯を入れて、少し冷ましましょう。
温度は75℃くらいがおすすめ。10数秒経ち、湯気がすこし落ち着いてきたくらいが頃合いです。
急須に茶葉を4g入れましょう。小さじおよそ2杯分くらいです。
湯冷まししたお湯を、急須に注ぎます。
注いだ後は、1分間蒸らしましょう。茶葉が開いたら、飲み頃です!
蒸らし終わったら、湯呑みにお湯を注ぎます。
勢いよく注がずに、ゆっくり丁寧に注ぎましょう。
爽奏緑茶のすっきりとした香りをお楽しみください。
爽奏緑茶は、2煎目、3煎目も楽しめます。
2煎目以降は湯冷ましはせず、熱々のお湯を急須に注いでください。
お湯を注いだら、30秒蒸らし、ゆっくり湯呑みに注いでください。
クセのないすっきりとした味わいになるので、夏場の常備茶としてお楽しみいただけます。
水出し用のボトルを用意しましょう。今回は、380ccのボトルでの抽出方法をご紹介します。
水でゆっくりと時間をかけて抽出するため、茶葉は少し多めに8g入れましょう。
水を注いだら、冷蔵庫へ入れて冷やしましょう。
前日に仕込むと、翌日に美味しく飲めます。
飲む前に、1、2回、ゆっくりと混ぜてから、グラスへ注いでください。
茶葉の味わいが均等に広がります。
※注意:ペットボトルのお茶のように防腐剤などが入っていない生茶なので、作ってから翌日には飲み切るようにしてください。
すっきりした味わいの爽奏緑茶は、お茶だけで飲んでも、食事やスイーツと一緒に飲んでも美味しく召し上がっていただけます。
2煎目、3煎目と繰り返し飲めるので、日常的に飲むお茶としておすすめ。
夏は水出しでもお楽しみいただけます。
さらにすっきりとした味わいで、水分補給としてがぶがぶ飲めます。
どんなシーンでも、どのような飲み方でも美味しく飲めるので、煎じるためのテクニックは必要ありません。
お茶が飲みたくなったら、爽奏緑茶をお気軽にお楽しみください。
桑原善助商店 茶師
桑原 秀樹氏
茶師
桑原 秀樹氏
見た目や水食をよくする工程は省き、味と香りを追求。余計な工程は省きました。
全国各地統一した製法ではなく、宇治のお茶には宇治のお茶の味、香りを引き立たせる製法を使用するべきだと考えています。厳選された茶葉を使用するため、毎年の生産量は少なく、非常に貴重な煎茶です。
京はやしやのカフェで提供していますので、まずはお店へお越しいただき、一般的な煎茶との違いを味わってみてください。
お茶に正しい飲み方というものはなく、その人が一番美味しい飲み方で飲むことが一番。
爽奏緑茶は、香りを楽しんでもらいたいので、1煎目は少しぬるめのお湯(75℃くらい)で入れ、2煎目からは熱々のお湯で飲んでみてください。煎じるごとに異なる香りや味をお楽しみいただけます。