「和スイーツ懐石」を2月11日(土)よりご提供開始。

〈食前茶〉水出し 玉てん茶

御食事の前にまず頂くお茶としてご提供する食前茶には、丁寧に水出しされた玉てん茶をご用意致しました。

宇治玉露と抹茶の原料・碾茶（てんちゃ）をブレンドした京はやしやの「玉てん茶 （ぎょくてんちゃ）」は、宇治玉露の旨味と碾茶の独特な香りを同時に堪能できる上質なお茶として広くご愛顧頂いており、昨年「日本茶AWARD2022 自由な発想の茶部門」にて、審査員奨励賞を賜りました。

懐石では、濃く水出しされたこちらの食前茶をまずお召し上がりください。口の中にふくよかな茶の旨みが広がり、続く旬の菓子をさらに美味しくお召し上がり頂けます。

〈壱の菓〉いちご琥珀餅 〜抹茶 又は こしあん〜

食前茶のあとはぜひ、”旬”を”瞬”で頂く「いちご琥珀餅」をどうぞ。

静岡 伊豆の契約農家で愛情込めて育てられた紅ほっぺを、一粒丸ごと特製餡と黒糖わらび餅で包み込みました。
黒糖のコクを閉じ込めたわらび餅の喉越しと共に頂く、紅ほっぺのジューシーな甘みと爽やかな酸味、特製餡の素朴な甘み。

紅ほっぺ、餡、わらび餅、それぞれの素材の魅力がバランス良く引き立てあういちご琥珀餅を、食前茶の旨みの余韻が、より奥行きのある味わいへと昇華させます。

〈弐の菓〉桜道明寺あんみつ きび糖蜜添え

もっちりと仕上げた道明寺粉の桜餅と桜餡、桜ジュレを使用した桜道明寺あんみつは、この懐石の為に新たに作られた一品です。

桜の花弁や葉の塩味と、ふんわり重なる桜の香りが食欲をそそります。

お好みで、まろやかなコクと甘みの自家製きび糖蜜をかけてお召し上がりください。

〈参の菓〉抹茶葛ねり

茶の席で頂く宇治抹茶「松の齢」を贅沢に使用した抹茶葛ねりは、京はやしやを代表する和生菓子です。

抹茶の旨みやほろ苦さを、生クリームのコク、和三盆の上品な甘さと併せました。繊細な火加減で職人が手掛けた、ねっとりととろける舌触りをお楽しみください。

〈添え豆〉丹波の黒豆甘露煮

箸休めとして、ふっくらと艶やかに煮立てた黒豆の甘露煮を添えました。こっくりとした甘みが優しく身体に染み渡ります。温かなお茶と甘味を頂く合間に、どうぞお召し上がりください。